こども・地域・飲食店を繋ぐ、1+1 を2以上にする仕組みのデザインに評価地域の飲食店を起点に持続可能なこども支援を実現する「こどもごちめし」を運営するNPO法人Kids Future Passport(キッズ・フューチャー・パスポート / 代表理事:今井了介)は、2023年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。飲食店を起点にこどもの居場所をつくり、まちの未来を育むこども食堂事業「こどもごちめし」が、2023年度グッドデザイン賞を受賞しました。この活動は、すべてのこどもの健やかな成長を見守る持続可能な仕組みにより隠れ貧困やこどもの孤食問題の解決することを目指しています。また、導入する飲食店には登録料やシステム料など手数料は不要でありながら、売上の向上ができるため、こどもの食事が地域活性化につながります。「こどもごちめし」を運営するNPO法人 Kids Future Passport(キッズ・フューチャー・パスポート)は、今後より多くのこども達に「こどもごちめし」を利用してもらえるよう、企業や個人から支援をいただくための認知活動を継続していくとともに、自治体への導入も促進していきます。◾️審査員コメント「こどもごちめし」は、各地の子ども食堂の抱える持続性における問題を、既存の社会アセットを組み合わせながら、関わる人達に無理がないかたちで実現するという快挙を成し遂げた。さらに、子どもの地域コミュニティでの居場所をつくりだし、子ども食堂の継続的かつ安定的な運営サポートの仕組みを実現するに留まらず、地域の食堂に収益と役割を生み出し、インセンティブ合戦になっていたふるさと納税に地域福祉と未来世代への貢献という本来あるべき姿の要素を与えるなど、1+1を2以上にする仕組みのデザインがそこにある。子ども食堂の支援の仕組みとして素晴らしいだけでなく、もう一度、自らの足元と手元にあるものごとを丁寧に見つめ直し組み直す、その重要さと可能性を私たちに教えてくれるプロジェクトでもある。◾️グッドデザイン賞とは1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。http://www.g-mark.org/「こどもごちめし」とは 「こどものために・未来のために。こどもと地域をつなぎ、ささえる」を理念として設立したNPO法人 Kids Future Passport(キッズ・フューチャー・パスポート)が運営する、次世代型こども食堂です。当団体は、すべてのこどもの健やかな成長を見守る持続可能な仕組みで、隠れ貧困やこどもの孤食問題の解決を目指します。飲食店を利用することにより、こども食堂が直面する人手・資金・場所の問題をクリアし衛生面の心配も不要となり、運営を持続しやすいのが特長です。また、飲食店は登録料やシステム料など手数料なしで導入でき、売上を向上できるため、こどもの食事が地域活性化につながります。※「こどもごちめし」を導入したい店舗のお問い合わせはこちらからhttps://kids-future-passport.org/contact/store「こどもごちめし」支援方法 【個人の方】こどもごちめしWEBサイト https://kodomo-gochimeshi.org/ から1)こどもごちめしWEBサイトから、寄付先を「全国」「都道府県」「自治体/活動」から選ぶ。2)寄付金額と支援回数を選ぶ。3)クレジットカード・PayPay・Alipay・atone翌月払い(コンビニ/口座振替)から入金方法を選ぶ。※銀行口座への寄付も対応します。PayPay銀行 ビジネス営業部 普通預金 6999421口座名義:NPO法人Kids Future Passport(活動報告書送付対象外となりますので、WEBサイトからの寄付を推奨しています。)【法人・団体の方】当団体に問い合わせいただくと、ニーズに合った支援プランを提案します。<支援例>・支援企業・団体のロゴを、利用者のチケット画面に表示(企業の広告宣伝費としての支援費拠出に対応)・こどもごちめしのイベントのスポンサーとしての参加・企業が、独自のこども食堂を地域で展開・自治体が、ふるさと納税や補助金を原資に運営・飲食チェーン企業や飲食店が、食事の提供や割引を実施※「こどもごちめし」を支援したい企業・団体のお問い合わせはこちらからhttps://kids-future-passport.org/contact/group